レスラー(THE WRESTLER)
ダーレン・アロノフスキー監督。ミッキー・ローク主演。アカデミー主演男優賞、ゴールデングローブ主演男優賞、主題歌賞等、数多くの映画賞を受賞。
かつて大人気を誇ったレスラー「ザ・ラム」ことランディは、20年たった現在、スーパーでアルバイトをしながら地方巡業に出かける日々を過ごしていた。ある日、ランディは心臓発作を起こし、死にかける。医師に引退を勧告されたランディは、疎遠になっていた娘へコンタクトをとり、バーのストリッパーにすがることで、第二の人生を歩もうとするが…。
ミッキー・ロークの人生とランディの人生がだぶってしまったのは自分だけではないはず。だからこそランディの哀愁にリアリティが生まれているのだろう。
父親や恋人、勤め人としてはダメな人間。でも自分が輝ける場所が一つある男はやはり強い。最後まで自分が輝ける場所にしがみつくのは切なく悲しいことなのだろうか。それとも魅力的なのだろうか。プロレスにしがみつこうとするランディに切なさを感じつつ、羨ましいと感じてしまった。
でも、所詮は男のロマンを描いた物語。女性には受けない映画だろう。世の成人男性は、酒の席でこの映画を題材にしてみるといい。
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