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2010年9月30日 (木)

モテキ (4.5)

1234609817_cl久保ミツロウ著。4巻でいったん終了した「モテキ」の外伝を収載した巻。

非モテ系女子「いつか」のサイドストーリーが2本(というより前後編となっているから実質1本)。後は著者の対談と、マンガの設定集なんかが収録されている。

サイドストーリー自体は、イタい話だけどそこそこの面白さ。でも、こんな状態で単行本するのはどうなんだろうか。ドラマ化したから(しかも評判がよさそう─未見だが)、勢いに乗って発行したっていうのがあからさまな本。なんせ、マンガは半分しか載っていない!

詐欺ですよ、詐欺。しかも表紙は、この巻に登場しない「モテキ」の女性陣4人。出てくるのはいつかだけじゃねーか。この表紙描くなら4人全員の番外編描けよなぁ。

勢いに乗って儲けようとする出版社の思惑はわかるが、著者はもっとがんばってほしい。「漫画家」として、マンガの単行本として出版する努力をすべきだった。これじゃただの対談集。買って嫌な気分になったマンガ(一応)は久々だなぁ…。

2010年9月25日 (土)

かいじゅうたちのいるところ(WHERE THE WILD THINGS ARE)

61ubvx4xp2l__aa1000_スパイク・ジョーンズ監督。モーリス・センダックのベストセラー絵本を映画化。

いたずら好きのマックスは、ある日お母さんとケンカし、噛みついてしまう。怒られたマックスは、家を飛び出し、船に乗って旅に出る。たどり着いた島は、「かいじゅう」たちが住む島。ここでマックスは王様として扱われ、王国を築こうとする…。

あの短い絵本をどう映画にしたのかが個人的な最大の関心だったが、うまいこと作ったなぁという印象。想像通り、「かいじゅう」たちと過ごす生活を膨らませている。ただ、現実世界とかいじゅうたちの島(非現実)との境界線の描き方に若干違和感を覚えたのも確か。マックスが家を出て行った日と帰ってきた日は同じ日のはずだが、その描き方が曖昧だったのは残念。説明不足かな。

Ehon_537かいじゅうたちとのふれあいや、別れのシーンもちょっと物足りない。あそこで感動させるつもりじゃないのかもしれないが…。

それでも観終わって「なんかよかったな」と思わせる不思議な映画だ。たぶん、音楽のよさがかなり影響している。あの音楽と映像を見るだけでで、気持ちよくなれる。そこがスパイク・ジョーンズらしいということなのか。

2010年9月22日 (水)

臨場

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横山秀夫著。検視官を主人公にした、横山氏お得意の警察小説(短編集)。内野聖陽主演でTVドラマ化されたが未見。

「終身検視官」の異名をとり、数々の事件の真相を暴いてきた倉石。倉石のことを「校長」と慕う人間も多いが、上からは疎まれている。そんな倉石が角度を変えて、多種多様な事件に関わる様を描く…。

横山氏お得意の警察小説だが、やはりはずさない面白さがある。すべての話に出てくるのが倉石だから、彼が主人公なんだろう。ただし、それぞれの物語での主人公(一人称)は別の人間。この距離感が倉石のミステリアスな側面を引き立てているし、彼の人間くささ・温かみも程よくかもし出している。

まぁ、すべての話が大傑作と言えるわけではないが、通して読めば十分満足できる本だ。

2010年9月21日 (火)

フォース・カインド(THE 4TH KIND)

51gn9jypjql__sl500_aa300_オラントゥンデ・オスサンミ監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演。2000年にアラスカ州ノームで実際に起こった事件を題材にした「リアル」スリラー映画。

夫を亡くしたばかりの心理学者・アビーが受け持つクライアントの中に、不眠症を訴える人間が増える。眠れない原因を探るべく、催眠療法を使いその模様をビデオ撮影するが、撮影されたのは常識では考えられない映像だった。

映画として撮影した再現映像と、アビー(タイラー博士)や警察等が実際に撮影・録音した映像・音声で構成された映画。最初違和感があったが、途中で気がついた。実際に記録された映像を見せたい映画なんだと。再現映像はその補足ってことなんだな。冒頭でミラ・ジョヴォヴィッチがナビゲーター役として説明している内容のまんまだった。記録映像はなかなかショッキングだし、興味深い。でも、なんかお金をかけた「アンビリバボー」レベルのような気がするなぁ。

ま、そもそも最初は心霊現象的なお話かと思ってたので、そんな感想を持つ資格はないかもしれないが…。

2010年9月14日 (火)

ぼくらのカプトン (1)

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あずまよしお著。ゲッサン連載。高校サッカー部を舞台にした部活コメディ漫画。しかもビッグコミックススピリッツで連載中の「高校球児ザワさん」に通じる「ゆる系」部活ショート漫画だ。

御幸高校サッカー部の新キャプテンとなった柴田は、後輩から慕われる硬派でクールな男。でも、キャプテンに選ばれた喜びや、女子からもてたい気持ちが垣間見えてしまう…。

大笑いするような漫画ではないが、学生時代に運動系部活をやった人間だったら共感できるエピソードがあるんじゃないかな。先輩の変な伝説があったり、女性に対する変な妄想を抱いたり、練習のきつさをぐちったり…。そんな昔を懐かしみながら、にやにやしてしまうおじさんもいるはずw

でもなぁ、男子校だった人間としては女子マネの存在だけは共感できない。それがこの漫画で出てくるS系キャラのノリさんだとしてもだ。なんならちょっとうらやましい。男子校出身の悲しさだな…。

2010年9月11日 (土)

REVISITED / DONAVON FRANKENREITER

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ドノヴァン・フランケンレイターの1stアルバムを自らがハワイアン風にカバーしたアルバム。

とても好きなアルバムだし、曲も知っているから聴きやすいことは確か。ハワイアンな感じもほどよくマッチしている。今までライブの中でこんな風に歌ってきたんじゃないかってくらいの自然さ。気持ちよく聴くことができる。この人の1stってやっぱりいい曲が多かったんだなぁ。

結構オススメです。

でも、そんなにアルバム出していないアーティストが1stをまるまるセルフカバーってアリなんだろうかw

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1stの曲はちょっと減らして、同時期にリリースされたカバーアルバム「RECYCLED RECIPIES 2」の曲とあわせて1枚のアルバムにした方がよかったような気が…。どちらも気に入っているんだけどね。「RECYCLED RECIPIES 2」の曲数の物足りなさを感じているからなおさら。

さらにはニューアルバムも出るみたいだからこっちも楽しみにしたい。

2010年9月 5日 (日)

大奥 (6)

51yf7yc11ml__sl500_aa300_よしながふみ著。MELODY連載。男女逆転「大奥」の第6巻。

綱吉編のクライマックス。綱吉の暗殺未遂が起きたことをきっかけに、大奥総取締・右衛門佐と綱吉が褥を共にする。翌日、綱吉は次期将軍を誰にするのかを決め発表する。だが、右衛門佐が…。

可憐な美貌の綱吉が周りを魅了してきたということなんだな。ちょっと意外な綱吉編のラストだった。

「黄昏流星群」以外の漫画で、年をとった男女のベッドシーンを見たのは久しぶり。というか他では見たことないかも。年齢を感じさせない絵だったけどね。

映画も公開間近だけど、そちらの方はどうなんだろうね。柴崎コウ以外はなかなかよさそうなキャスト。でも観にいくかどうかは微妙。

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